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プロフィール / ごあいさつ

土屋 昌徳

TSUCHIYA MASANORI

写真を始めた当初は、いわゆるランドスケープと言われる風景写真が好きでした。

学生時代、遠距離通学していた電車の窓から見える景色。
田舎から都会へ、田園地帯から高層ビル群へ、スライドしていく景色。
数十年たった今でも、その時見た景色はフィルムで撮ったような
柔らかなコントラストの画として僕の脳裏に焼きついています。

数十年たった今、ここ沖縄で僕が目にしている風景。
どんよりした雲、コンクリートブロック造の住宅群、
狭く曲がりくねった筋道、亜熱帯の植物…

沖縄の素の景色をバックに、ここで営む人、ここに訪れる人たちを
写真に撮って残していきたい。

撮影・制作コンセプト

青い空、白い砂浜にエメラルドグリーンの海のイメージが強い沖縄ですが、
そうじゃない真の沖縄について、自分自身ももっと知りたいし
伝えいていきたいという思いで写真を撮っています。

一見して見映えが良いわけではないけれど、色鮮やかでもないけれど、
少し街を歩けば沖縄の歩んできた歴史や概念としての琉球を感じることができる。
今ここにある沖縄本来の景色とともに、自分たちの今この瞬間を残していきたい。

経歴

1976.11
静岡県に生まれる。
1983.04
小学校入学。近所の駄菓子屋を梯子してキン消し漬けの日々。
1987.04
地元の少年野球チームに入団。セフティバントが得意な俊足一番バッターとして活躍。
1989.04
中学校入学。野球部入部。送りバントが得意な二番・セカンドとして活躍。
1992.12
ダンス甲子園やZOOの影響でダンスを始める。
1992.04
高校入学。音楽、ファッション、欧米のカルチャーに対する興味が強くなっていく。
1995.04
文化服装学院入学。刺激のある毎日を送る。
1998.07
東京のアパレルショップで働き始める。さらに刺激のある毎日を送る。
2003.12
帰省して地元の会社でデザイナーとして勤務。
2013.03
沖縄へ移住。動画広告の制作などの仕事に携わる。
2013.04
沖縄への移住を機にCanon EOS 5D Mark IIIを購入。本腰を入れて写真を撮り始める。
2019.04
那覇市にあるデザイン事務所に入社。主に撮影など担当させていただく。
2021.09
フリーランスのフォトグラファー・ビデオグラファーとして独立。
2022.04
神奈川と沖縄の二拠点生活しながら、沖縄で自分ができることを模索しながら活動しています。